https://www.youtube.com/watch?v=yuRTRQ2PWa8
16分钟片段:https://www.youtube.com/watch?v=CJBXYg48YHo
转日本影迷博客文字:
青春の構図 1976年 松竹 監督:広瀬襄 主演:岡田奈々、加納竜、早乙女愛、秋野暢子、森田健作
「愛と誠」つながりで、早乙女愛の映画を一本。とはいえ、この映画の主役は岡田奈々である。ちょうど、彼女がテレビ「俺たちの旅」にでて、アイドルとして脚光を浴びているころの映画。だから、挿入歌で「青春の坂道」が歌われている。今聴いても名曲だ。そして早乙女愛のただ一枚のレコード「魔法の鏡」も挿入歌で流れる。映画としての力はないが、70年代中盤の、それなりに苦労がありながらも、未来は明るい的な雰囲気がよくわかる。そう、若者には希望があったのだ。
岡田は大学のバスケット部のキャプテンをつとめながらも、家のガソリンスタンドの社長も勤めていそがしかった。バスケ部は最下位からの脱出でマネージャーである秋野がはりきっている。ライバルチームに高校で一緒だった早乙女がいることもあった。そんな大学にスポーツカーでかよう男(加納)は彼女たちとつきあうことに。そして岡田は彼にひかれていく。そんな中、岡田の店の近くに新しいガソリンスタンドがたつ計画があり、岡田は心配する。ある日、学校の掲示板に加納の母が死んだと出ていたが、加納はしらぬふりだった。岡田と秋野がいってみると貧乏な家で母親(馬渕晴子)は元気だった。父親(桜井センリ)がギャンブルの金欲しさで加納をよんだのだという。加納がきて岡田たちに見られてすべてを話す。そして、バスケ部でスキー場に来た日、加納がいた。加納は死ぬと言ってでていった早乙女を探しにきていたのだ。加納は早乙女の父の世話になっていた。早乙女は助かり、帰るとガソリンスタンドの工事が始まる。そして、それは早乙女の父が加納にやらせようと思ったものだった。秋野も岡田も傷つく。そして、馬渕が倒れ岡田が世話をする事に。加納は岡田の生き方を聴き、自分を恥じる。早乙女の家に入ったいきさつも金が欲しかったからだと打ち明ける。そして加納は海外でやり直す事にする。岡田は恋心を閉じて、早乙女の大学との試合に向かうのだった。
まあ、曽野綾子原作という通りの話である。「青春の構図」という題名は、その構図の違いを現しているのだろう。今はよくわからないが、当時は一つの過度期で、将来をどうするかという事をかんがえる中で、ドロップアウトするような話がよく有った気がする。前述した「俺たちの旅」などもそうだろう。そう、時代はうつろっていたが実際は変化はしなかったのだ。 だから、女子大生は婿探しのために学校に通うなんて話がまだでている。今は、一緒に職探しをするので、男子学生にとってはたまらないことだろう。そんな女子大生を演じる三人が今一そう見えないのが、この映画の困ったところだ。三人ともそれなりに個性は有るのだが、芝居は今一だし、存在感が足りないと言ったところ。
秋野は、いまのイメージを持っていると、彼女とわからない人もいるのではないだろうか?とてもやわらないし、体型もちょっと太った感じである。このイメージで通したらまた違った芸能生活があったようにも思える。早乙女は何度も書いたがこの頃の芝居はとても見られたものではない。(その点では武井咲の方がすぐれている)
岡田奈々はスポーツ部のキャプテンという感じではない。今一つシャープではないからだろう。まあ、当時のスポーツシーンはこんなものという感じのシーンばかりではあるが・・。だが、みながブルマーをはいてバスケをやっているのは、個人的にはうれしい。最近のダラダラしたユニフォームよりはこちらの方が見栄えはいいと思うのは私だけだろうか・・・。そう、ブルマーの岡田奈々には惚れてしまうのだ。
ラスト近くで岡田奈々がギターを弾いて「青春の坂道」を歌う。このシーンはたまらなくいい。バックグラウンドに加納竜に対する恋心を打ち消そうとするシーンだからだ。スローテンポから入っていくこの唄を聴いて、「名曲ですね」と思う同世代は多いはず。
加納竜の家庭の話は、ちょっと陰気くさく、彼にあまりその影がないのはこの映画のいいかげんなところでもある。こういう長髪が流行った頃で、当時の男性アイドルはみなこんな感じだったと思うが、邪魔ではなかったのだろうか?と余計なことを考えた。
当時の松竹アイドル映画は、はっきりいって時代とシンクロはしていなかった気がするし、これもそんな一本である。でも、いろいろ70年代らしさはでているので、ある意味貴重な映画である。デジタル化の中、この辺りの映画を劇場で再び見るなんてことはほぼないでしょうね・・。誰も語る人はいないけどさ! あの頃映画 「青春の構図」 [DVD]/岡田奈々,秋野暢子,早乙女愛
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